海外における判子事情

日本と海外を比較してみると、面白い事実が分かりました!Amazonや楽天市場でネットショッピングをした後や、郵便局から書留書類が届けられた際など、我々日本人は、特に何も意識することなく「印鑑を押す習慣」がありますが、その習慣が根付いている国はお隣「韓国」と「日本」の二国だけ。細かい地域まで見ると、もう少し増えるかもしれませんが、二国以外の国のほとんどは「サイン文化」となっています。

そもそも、東アジア(日本、台湾、中国大陸、朝鮮半島)における判子文化発祥の地は中国で、古いものでは歴史の教科書で、金印として広く知られている「漢委奴国王印(カンノワノナノコクオウイン)」がありますが、その中国においても、一般家庭内では印鑑はほとんど使用せずに、サインをもって証明することの方が多いとのことです。

言われてみると確かに、海外映画や海外ドラマを見ていると「(小切手などに証明として)サインを書くシーン」は見るものの、印鑑を押すシーンというのは滅多に見ない気がします。※奴隷に焼印は除く。

日本で暮らしている在日外国人にとっては、きっと来日した当初は、日本の判子文化に戸惑っているのかもしれませんね!また、印鑑を押すというのは日本独特の判子文化ということで、外国人へのプレゼントとしても、なかなか良さそうですね!もし身近に短期留学中の外国人の知人友人がいるのであれば、カタカナやローマ字の日の判子を作ってあげると喜ぶかもしれません。もし名前が「マイケル・ジョーダン」であるなら「冗談」などの漢字の当て字で判子をプレゼントしても面白そうですね。

外国人が印鑑は作ることはできるの?

外国人でも印鑑は作ることができます。カタカナかアルファベット、どちらも可能です。実印登録をするには外国人登録の際の登録表記に気を付けて作りましょう。登録の際にカタカナで登録している方はカタカナで、アルファベットで登録している方はアルファベットで作るようにしましょう。

カタカナの場合は、「縦書き」「横書き」を選択することができます。また、文字数も大体25~30文字前後入れることができます。※アルファベットとカタカナで若干の文字数制限の違いがあるようです。 今は外国の方にプレゼントをする方も多いようですよ。その際には実印の通販サイトで購入することがおすすめかと思います。一部の実印通販サイトではラッピングができるところもありますし、余計な手間がかかりません!また、その他の印鑑もセットで送るものいいかもしれませんね。